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2008年1月26日 (土)

同時上映「クレヨン(以下略)オトナ帝国の逆襲」

某王蟲風建築物に関連して、週刊ポスト2月1日号に4ページほどの記事が出ていました。

「あの頃の最先端が時代遅れに…取り壊し寸前 昭和の名建築図鑑」

「ALWAYS 三丁目の夕日」のヒットから、昭和30年代~40年代の「懐かしきあの頃」に誕生した日本の傑作的建築物が姿を消しつつある事に話題が流れる。
4ページの構成中見開き2ページで都城市民会館の写真が載っていて圧巻。
その下に「建築家のチャレンジを許した“昭和”という時代」という見出しで本文が書かれていて、かなり強烈な印象だなあと思いました。

以下感想というか雑感

「温故知新」って言葉がありますよね、「故きを温ね新しきを知る(ふるきをたずねあたらしきをしる)」。何か読んでたら彷彿しました。
なんだか、メタボリズム建築をそのものずばり表した言葉にも思えてくる気もします。長い事使い続けて出来上がる独特の味(個性)と共に、効率的にすべきところは変えていく。

この記事に欠けている言葉があるとすれば、これだと思うんです。おんこちしん。
僕の中の市民会館は、最先端とは言わないでも、西暦2000年当時でもまだまだ現役の存在感を放っていました。隣町に新しい文化ホールが出来ても、「大きなお芝居をするなら市民会館だよね。」と思えるほど、「活用できる息吹」のようなモノを持っていました。
なので、この記事に載っているような、「古い物」「懐かしい象徴」としてだけ書かれている事に憤りを感じます。改修・代謝を繰り返して「常に最前線で風を切るイメージ」こそがメタボリズム建築では無かったでしょうか?

ぶっちゃけて言ってしまうと、「ALWAYS」から話題を本文へ引っ張ってきた事がまず不満です。
この記事を書く上で1stを観ましたが、物語の根底にある「懐古」がどうしても気に入りませんでした。

「未来へ残すべき、現代に残る『過去の建物』」ではなく「未来へ向けて今なお最先端たろうとする『現在進行系建物』」として、市民会館は存在して欲しい物です。

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